「設備が未設置での完了検査は、施主の同意が不可欠です。」

■皆さん、こんにちは。
春休みが始まりましたね。
一斉休校が長い為春休みという感覚がないです。
普通の生活が送れる事が大変な事だとつくづく思う今日このごろです。

新型コロナウィルスは、

新築やリフォームの現場にも影響を及ぼしています。

中国の生産現場の動きが鈍いため、

中国からの住宅設備や資材の欠品や納入遅れが増えているんです。

やむを得ないことなので、

完成が遅れても業者に遅延損害金を請求できません。

なのに、賃貸住宅の退去日を延長できない場合、

施主は大急ぎで新たな仮住まいを探さなくてはいけません。

年度末の今は、

仮住まい探しも引っ越し業者の確保も相当大変でしょう。

新居の完成を指折り数えて待っていたでしょうに…。

その心情を思うと、胸が痛くてなりません。

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┃ 「設備が未設置での完了検査は、施主の同意が不可欠です。」 
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■住宅設備なしで完了検査

国土交通省は、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響で

新築工事が遅れている建設会社への支援策を打ち出しました。

トイレやキッチンなどの設備や建材の納品の遅れが原因で、

工期延長の恐れがある建築物に対して、

未設置の状態でも完了検査を行えるよう、

特定行政庁と指定確認検査機関、登録住宅性能評価機関、

住宅金融支援機構などに通知したのです。

■施主の同意が不可欠

トイレ、システムキッチン、ユニットバス等の設備の未設置は、

「軽微な変更」や「計画変更」として扱われます。

完成していない状態で完了検査を行うのですから、

検査の申請には施主の同意が不可欠です。

もし同意するなら、トラブルを避けるため、

・残りの工事をいつまでに終わらせるか

・その期限を過ぎた時、どのような対応をするか

・定期連絡は、いつどのように行うか

など、今後の対応については合意書や覚書を交わしましょう。

■最も心配なのは水漏れ

本来の完了検査では、設備や配管からの水漏れ検査を行います。

しかし、設備を未設置のまま完了検査を受ける場合、

水漏れ検査や食洗器の動作確認などはできません。

設備を設置した後は、

・給水や排水はスムーズに行えるか

・トイレの水を流した時、床に水が漏れないか

・浴室に水を溜めた時、浴槽の下に水が漏れないか

・それぞれの設備から排水した時、床下の配管から漏水しないか

などを慎重に確かめましょう。

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【編集後記】

■難しい選択

皆さん、未完成の状態で引き渡しを受けるのは怖いですよね。

本来なら、住める状態まで仕上がってから引き渡しを受け、

指定日に最終金を支払うのが正しい流れです。

最終金を支払わない限り、住宅ローンの本格的な返済は始まりません。

ただし、着手金や中間金などを支払うためにつなぎ融資を利用している場合、

その分の利息は返済しなければなりません。

未完成のまま完了検査をして引き渡しを受けるか。

利息を支払い続けて数か月先に予定される完成を待つか。

…難しい選択です。

それでは次回をお楽しみに!!  (^0^)//~~
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