『思い込みや勘違いによるトラブルを防ぐために。』
こんにちは、皆さん。
注文住宅を新築する際に起こりやすいのが、
「打ち合わせた内容と違う」
「言った・言わない」
というトラブルです。
そのため、打ち合わせた内容を
・打ち合わせ後にメールして共有する
・書面にまとめ、間違いが無いことを確認し、サインして共有する
・共有する内容以外の部分も、個人的に詳細にメモする
・録音する
など、トラブルを防ぐために様々な方法が実践されています。
しかし、このようなトラブル予防をしていたにも関わらず、
打ち合わせた内容と異なってトラブルになることがあります。
その原因として考えられるのが『思い込み』や『勘違い』です。
皆さんは、
「日当たりの良い、明るい部屋にしたい」
と言われた時、どんな様子をイメージしますか?
窓の大きさや配置によって、明るさの印象は異なります。
採光を優先した結果、明るすぎてテレビが見えづらくなったり、
夏の暑さに困ることもあります。
イメージを言葉だけで伝えるのは難しいものです。
そんな時は、写真や切り抜きなどを活用して、
視覚でもイメージを伝えるようにしましょう。
完成見学会などで担当者と実際の建物に入り、
「この辺りを明るくする方法はありますか?」
など、明るさを体感しながら相談するのもいいですね。
イメージを共有できていないと感じた時は、ぜひ試してみてください。
ところで皆さんは、
「トイレの換気扇といえばタイマー式だよね」
「玄関に窓があるのは当たり前」
といった思い込みはありませんか?
しかし、トイレに換気扇が無い住宅はあります。
玄関に窓が無い住宅もあります。
そんな思い込みの結果、新築経験者の中には、
「冬の寒い時期もトイレの窓を開けないと換気できない」
「玄関が暗い。外からの視線が気になるからドアを開けて換気できない」
といった後悔をした方がいます。
そういえば、スタッフの知人にも、
「エアコンのコンセントの場所を指定したのにスリーブ(配管用の穴)が無かった。
場所を指定したのだから、指示しなくてもスリーブがあるものだと思っていた」
と、入居時に呆然とした方がいるとか。
今まで暮らした全ての賃貸住宅にスリーブがあったので、
引き渡しの時もスリーブが無いことに気づかなかったそうです。
皆さん、図面には設備の有無が記載されていますが、
図面を見慣れていないと気づけないかもしれません。
担当者と詳細な情報やイメージを共有し、
思い込みや勘違いによるトラブルを防ぎたいですね。
では、また。
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