『造作家具での失敗を防ぐために』
2021.02.06
こんにちは、皆さん。
毎日はっきりしない天気が続いてますね。
体調の方は、いかがですか??
今日は、造作家具についてです。
造作家具とは、それぞれの部屋に合わせて作られた家具のことです。
作り付け家具とかオーダーメイド家具ともいいます。
造作家具は、現場で大工さんが作ることもあれば、
ある程度仕上がったものを搬入し、現場で仕上げることもあります。
メリットとして、
・部屋に統一感を与える
・デッドスペースを有効利用できる
・サイズや素材、仕様などの細かい要望を実現できる
・地震の際、家具の転倒を心配せずにすむ
などが挙げられます。
一方、
・気軽に配置を変えられない
・既製品より割高
・サイズや素材などを細かく指示しなければならない
・撤去後は、クロスの補修や貼り替えが必要
といったデメリットもあります。
ですから、家族の成長に合わせて家具のサイズや配置を変えたい方は、
どこまで採用するか慎重に検討した方が良いでしょう。
ちなみに、先輩施主の失敗談や後悔には、
「奥行や高さが使い方に合っていなかったので不便」
「素敵な家具を見つけても、撤去費用を思うと買い替えできない」
「凝ったデザインにしたところ、壊れやすく補修費用もかさむ」
「棚板の高さを調整できないので、収納できるサイズが限られる」
「水回りなのに耐水性が無い素材を使ったので、劣化が早い」
「テレビを置くのに、ケーブル穴やコンセントをつけ忘れて困った」
など、数多くの事例があります。
そんな失敗を防ぐため、造作家具を作るときは、
どこで何をどう使いたいのかをできるだけ詳細に想像して、
そのイメージを業者と共有しながら図面に起こしていきましょう。
では、また。
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