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『新居に降った雨の排水計画は?』

2025.07.22

こんにちは、皆さん。

あなたは、
「建物には、なぜ雨どいが設置されているんだろう」
と思ったことはありませんか?

雨どいには、屋根から流れる雨水を集めて排水する役割があります。

雨どいが無いと、屋根から流れる雨水が外壁や基礎を汚したり、
雨漏りのリスクが高くなります。
また、庭の同じ場所に雨水が落ち続けることで、
庭に段差や水たまりができます。
隣家との距離が近い場合、雨水が屋根から隣家に流れて
ご近所トラブルになることもあります。

一方、雨どいを設置しない場合、
・メンテナンスの手間を省ける
・雪の重みによる破損を心配しなくてよい
・外観がスッキリする
というメリットがあります。

どちらを選ぶかは人それぞれですが、
私としては、雨どいがあった方が安心だと考えています。

ところで皆さん、雨どいから流れた雨水は、
敷地に設置された雨水桝に集められます。
雨水枡は、敷地に降った雨水も集め、
地中にゆっくり浸透させたり排水管に流したりします。

このように役立つアイテムではありますが、
設置する場所によっては、暮らし始めてから
「視界に入るのが嫌」
「駐車場や塀を、希望する設置できない」
と後悔する可能性があります。

そんな後悔を防ぐため、新居の打ち合わせの段階で、
庭をどのように使うかを担当者に伝えておきましょう。
そうすれば、地中の水道管やガス管の位置を考慮しつつ、
庭の使い方に支障が無い場所に雨水桝を設置できることでしょう。

皆さん、新築する方の中には、
「まずは建物づくりに集中して、
 落ち着いてから外構について考えよう」
とする方もいるそうです。

しかし、外構計画を後回しにすると、
必要な予算を確保できなかったり、
駐車場や花壇などを希望する場所に設置できない可能性があります。

それに、担当者によっては、
評判の良い外構業者を紹介してくれることもあります。
ですから、
「建物の業者に外構のことを尋ねるのは失礼かな…」
と遠慮せずに尋ねてみるといいですよ。

なお、業者によっては紹介料が発生するかもしれません。
念のため、そのあたりも確認してくださいね。

では、また。

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