『築浅物件を見つけたとき、皆さんはどう思いますか?』
2022.02.28
こんにちは、皆さん。
中古住宅の売り物件の中には、
築後2~3年ほどの築浅な一戸建てがあります。
そんな物件を見た時、皆さんは、
「築浅でキレイな物件だからお得」
と思いますか?
それとも、
「なぜ、築浅のうちに手放したのだろう」
と、売却した理由に興味を覚えますか?
築後数年で売却した理由を調べたところ、
・転勤や親との同居などの事情で手放さざるを得なかった
・住宅ローンを支払えなかった
・隣接する道路からの騒音や振動が想像以上だった
・シックハウス症候群を発症して住めなくなった
・ご近所トラブルに巻き込まれた
など、さまざまな理由がありました。
皆さん、転勤や住宅ローンの支払いなど、
住人のやむを得ない事情によって手放した物件なら、
買い手側にとっては良い物件と言えるでしょう。
しかし、騒音やシックハウスなどのように、
建物自体に問題がある物件だったら大変です。
実際に、そのような物件を購入し、後悔している方は少なくありません。
ご存知の通り、平日と休日では、道路を利用する車の種類や台数は異なります。
そのため、道路からの騒音や振動を知るには、
曜日や時間を変えて観察する必要があります。
近くに幹線道路がある場合は、特に注意が必要でしょう。
最近は、新型コロナウイルスの影響で
住宅ローンの返済が困難になる方が8万人を超えたとのことで、
競売や任意売却に追い込まれる方が増えています。
ですから、皆さんがこれから新築する予定なら、
築浅で新居を手放すことのないよう、
資金計画や周辺環境のチェックなどは慎重に行いましょう。
また、中古住宅を購入する予定なら、
「この物件はなぜ売りに出されたのだろう」
と考えてみましょう。
新たな視点を持つことで、思わぬ気づきがあるかもしれません。
では、また。
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