ブログ

『梅雨ならではのシックハウス症候群に注意しましょう。』

2022.06.22

皆さん、こんにちは。

シックハウス症候群と言えば、

新築やリフォームがきっかけで発症する印象があります。

しかし、それ以外にも、季節や暮らし方が原因で

シックハウス症候群を発症することがあります。

その原因の一つとなり得るのが『梅雨』です。

+—–+—–+—–+—–+—–+—–+—–+—–+—–+—–+

     _    ⊂⌒⊃
  /  \
┏・__| ロロ|__・━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃                      
┃ 「梅雨ならではのシックハウス症候群に注意しましょう。」 
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 。・☆

■原因と症状

シックハウス症候群は、

・建材や家具、芳香剤やドライクリーニングした衣類などから放散される化学物質

・カビやダニによる空気汚染

・たばこの煙に含まれる有害物質

などが原因とされています。

頭痛や吐き気、倦怠感や蕁麻疹など、症状が多岐に渡るだけでなく、

個人差が大きいため、原因を特定できるまで時間が掛かる方もいます。

■梅雨の注意点

暖かくて湿度の多い梅雨は、カビやダニが繁殖しやすい環境です。

また、高温多湿になると化学物質の放散量は多くなります。

そのため、

・窓を開ける時間を増やして、汚れた空気を排出する

・押し入れなど、通風が悪くなりがちな場所の通風を確保する

・こまめに掃除し、ダニの死骸やフン、エサなどを除去する

・除湿器などで調湿する

・太陽光を活用して乾燥や殺菌を行う

・24時間換気システムは、常に稼働させる

・じゅうたんはダニやカビの汚染が多いので、清掃の頻度を増やす

などの方法で、原因を取り除くようにしましょう。

なお、春の新生活をきっかけに家具やカーテンなどを買い替えたなら、

そこに化学物質が含まれている可能性があります。

皆さん、もし、

「家から離れると体調が良い」

と感じているなら、在宅中は窓を開ける時間を増やしましょう。

原因を特定できるなら、できる範囲で除去しましょう。

+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-

【編集後記】

■自宅以外も要注意

勤務先、勤務中の訪問先、住宅展示場、知人宅など、

自宅以外の場所でも症状を感じた方は少なくないようです。

そういえば、スタッフはリニューアルオープンした店舗で、

知人は旅行先のホテルで、そんな経験があるとか。

皆さん、勤務先でひどい症状が続くなら、医師の診断書を確保しましょう。

環境を改善してもらえない場合、「安全配慮義務違反」を理由に

損害賠償を請求できる可能性があります。

最新記事

  • カテゴリー

  • アーカイブ