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『冷蔵庫内でカビを見つけたら、全体を大掃除しましょう』

2022.10.12

こんにちは、皆さん。

冷蔵庫内は、低温なのにカビや細菌が発生しやすい場所です。

その原因として、

・開閉のため低温を保てない

・熱いものを入れたため庫内の温度が上がった

・カビが生えた食品を入れた

・食品のクズや水分の多い野菜を適切に管理していない

などが挙げられます。

皆さんのお宅の冷蔵庫内やパッキンにカビはありませんか?

もし見つけたなら、時間を見つけて大掃除をしましょう。

手順は以下の通りです。

1.庫内の食品を全て出す

2.棚や引き出しなど、外せるパーツを全て取り外す

3.中性洗剤を付けたスポンジでパーツを洗う

4.すすぎ終わったらから拭きして、水分を完全に除去する

5.約50倍に薄めた中性洗剤を付けた布で庫内を拭く

6.から拭きした後、消毒用エタノールで仕上げ拭きする

7.乾かしたパーツを取り付け、食品を戻す

冷蔵庫内の凹凸をきれいに掃除するには、

綿棒や小さなブラシがあると便利です。

パッキンの黒カビは、

綿棒の先に消毒用エタノールを付けてこすってみましょう。

それでも落ちない時は、キッチン用の漂白剤で拭くと良いでしょう。

皆さん、兵庫県の研究機関の調査によると、

野菜室を水拭きしたところ、生菌数が30~700倍に増えたそうです。

その理由は、水拭きすることで

・細菌が広範囲に散らばった

・水分が繁殖を促進した

と考えられています。

カビや細菌の繁殖を防ぐには、

・水拭き後にから拭きして、水分を除去する

・消毒用エタノールで除菌する

という2つの工程が欠かせません。

また、結露による繁殖を防ぐため、

・熱いものは冷ましてから冷蔵する

・結露で濡れた食品は拭いてから冷蔵する

などの習慣化も大切です。

なお、掃除の際に取り出した食品は

クーラーボックスなどで冷蔵することになります。

食品が多いと冷蔵しきれないので、

買い出し前で冷蔵庫がガラガラな時や、

寒くて冷蔵が必要ない時期を狙うなど、

掃除をするタイミングに注意しましょう。

皆さん、冷蔵庫を掃除した後、

小皿に入れたチューブ状のワサビを棚板に置くと、

カビの発生を抑制できます。

使用量は2cmほどで、賞味期限切れでも大丈夫ですよ。

では、また。

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