『外壁の色選びの後悔を防ぐために』
こんにちは、皆さん。
新築経験者の中には、外壁について失敗したと感じる方がいます。
今日は、その理由の中でも多い『色』についてお話しします。
黒を選んだ方の中には、高級感などの外観に満足する一方で、
「白い壁より熱を吸収するので夏の暑さがつらい」
「鳥のフンや土ぼこりなどが目立つ」
「色褪せがわかりやすい」
「『圧迫感が苦痛だ』と近所から苦情が入った」
と後悔する方がいます。
一方、白を選んだ方の中には、
「換気口まわりの油汚れやコ雨のスジなどの汚れが目立つ」
「ほかの色の家より虫が集まりやすいみたい」
「『光が反射してまぶしい』と近所から苦情が入った」
と後悔する方がいます。
また、それ以外の色を選んだ方の中にも、
「サンプルと実際の色合いが違う」
「個性的過ぎたようで、周囲から浮いてしまった」
「目立たないようにと慎重になりすぎて、周囲に埋没してしまった」
と後悔する方がいます。
このような声を知ると、色選びが怖くなりますよね…。
では、どうすれば失敗を防げるのでしょう。
皆さん、まずは、自分の好みに合う色合いの住宅の外観を観察しましょう。
展示場や見学会用の住宅も参考になりますが、OBさん宅の見学会なら、年数による変化を観察したり、OBさんの感想を聞くこともできます。
また、気に入ったサンプルを見つけたら、同じサンプルをもとに家づくりした人がいないか尋ねてみましょう。
相談次第では、外観の写真を見せてもらったり、実際に見学させてもらえるかもしれません。
外壁は、築後10年程でメンテナンスの時期を迎えます。
その際、色を変えることもできますが、それまでは新築時の色で過ごすことになります。
皆さん、どんな色にもメリットもデメリットもあります。
ツートンにして、色の組み合わせや配置を工夫することでデメリットを軽減できる場合もあるので、担当者と相談しながら、より良い方法を探したいですね。
-
2025.10.01『田んぼだった土地に新築する場合の注意点』
-
2025.09.22『暮らし方に合う水栓は?』
-
2025.09.08『その土地は、セットバックが必要ですか?』
-
2025.08.29『転落事故対策や侵入犯罪対策には、こんな方法もあります』
-
2025.08.20『新居の壁や床への落書き対策』
-
2025.08.06『こんな時どうするの?…「水回りの汚れ」』
-
2025.07.31『こんな時どうするの?…「冷房効率を上げたい時」』
-
2025.07.29『浄化槽を設置すると3つの義務が発生します』
-
2025.07.22『新居に降った雨の排水計画は?』
-
2025.07.15『施錠忘れと開けっ放しの窓』
最新記事
- 10月09日 『外壁の色選びの後悔を防ぐために』
- 10月01日 『田んぼだった土地に新築する場合の注意点』
- 09月22日 『暮らし方に合う水栓は?』
- 09月08日 『その土地は、セットバックが必要ですか?』
- 08月29日 『転落事故対策や侵入犯罪対策には、こんな方法もあります』