「 自然素材は適材適所に 」
最近健康志向になった知人が、『無添加』にハマっています。
「防腐剤入りで使用期限が長いものより、
短期間しか使えなくても防腐剤無添加がいいなー」
というふうに。
ただ、防腐剤無添加の場合、
どのようにして劣化を防いでいるのか、
劣化を防ぐための使用法や保存法は?
といったことを知っておかないと、
逆に体に悪そうな気がするのですが・・・。
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┃ 「 自然素材は適材適所に 」
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■こんなイメージを抱いていませんか?
『自然素材』=『健康素材』
というイメージを、みなさんは抱いていませんか?
確かに、余計な添加物を含まないという点では、
安心感がありますよね。
しかし、
自然素材の中にはアレルギーや中毒症状を起こすものがあります。
特に有名なものと言いえば『漆(うるし)』でしょう。
漆は、完全に乾けば安全ですが、
湿った状態で触ると、かゆみやかぶれを引き起こします。
■住宅に使われる自然素材では
人によっては、
ヒノキ、スギ、ヒバ、米杉、米松、ツガ、ワランなどに対して
アレルギー反応を起こす場合があります。
もし、みなさんのご家族の中に、花粉症や食物アレルギーなど、
アレルギー反応を起こしやすい人がいるなら、
事前にアレルギー検査を受けた方が安心です。
■適材適所で使うのが大切
これまでの流れで
自然素材に対して不安感を抱いたかもしれません。
しかし、シックハウスを防ぎ、
健康に過ごせる住まいづくりを追求すると、
薬品が含まれず、調湿性に優れた自然素材にたどり着きます。
あとは、業者と相談しながら適材適所で使うだけです。
短所をきちんと理解し、それを踏まえた家づくりをして、
長所を存分に活かしてみてはいかがでしょう。
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【編集後記】
■7件に1件は空き家
先日のテレビ番組で、今は7件に1件が空き家だと伝えていました。
近い将来には、4件に1件が空き家になるとか。
日本は自然災害が多く、災害に強い家を追求しています。
だから、中古住宅より
性能が優れた新築住宅が求められているようです。
多額の住宅ローンを払うほどの魅力がある新築住宅に対抗するには、
中古住宅は、金額以外の魅力をアピールする必要があります。
さてさて、それは一体どんな魅力なんでしょう。
それでは次回をお楽しみに!! (^0^)//~~
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