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「 自然素材は適材適所に 」

2016.03.06

最近健康志向になった知人が、『無添加』にハマっています。

「防腐剤入りで使用期限が長いものより、

短期間しか使えなくても防腐剤無添加がいいなー」

というふうに。

ただ、防腐剤無添加の場合、

どのようにして劣化を防いでいるのか、

劣化を防ぐための使用法や保存法は?

といったことを知っておかないと、

逆に体に悪そうな気がするのですが・・・。

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┃ 「 自然素材は適材適所に 」
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■こんなイメージを抱いていませんか?

『自然素材』=『健康素材』

というイメージを、みなさんは抱いていませんか?

確かに、余計な添加物を含まないという点では、

安心感がありますよね。

しかし、

自然素材の中にはアレルギーや中毒症状を起こすものがあります。

特に有名なものと言いえば『漆(うるし)』でしょう。

漆は、完全に乾けば安全ですが、

湿った状態で触ると、かゆみやかぶれを引き起こします。

■住宅に使われる自然素材では

人によっては、

ヒノキ、スギ、ヒバ、米杉、米松、ツガ、ワランなどに対して

アレルギー反応を起こす場合があります。

もし、みなさんのご家族の中に、花粉症や食物アレルギーなど、

アレルギー反応を起こしやすい人がいるなら、

事前にアレルギー検査を受けた方が安心です。

■適材適所で使うのが大切

これまでの流れで

自然素材に対して不安感を抱いたかもしれません。

しかし、シックハウスを防ぎ、

健康に過ごせる住まいづくりを追求すると、

薬品が含まれず、調湿性に優れた自然素材にたどり着きます。

あとは、業者と相談しながら適材適所で使うだけです。

短所をきちんと理解し、それを踏まえた家づくりをして、

長所を存分に活かしてみてはいかがでしょう。

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【編集後記】

■7件に1件は空き家

先日のテレビ番組で、今は7件に1件が空き家だと伝えていました。

近い将来には、4件に1件が空き家になるとか。

日本は自然災害が多く、災害に強い家を追求しています。

だから、中古住宅より

性能が優れた新築住宅が求められているようです。

多額の住宅ローンを払うほどの魅力がある新築住宅に対抗するには、

中古住宅は、金額以外の魅力をアピールする必要があります。

さてさて、それは一体どんな魅力なんでしょう。

それでは次回をお楽しみに!!  (^0^)//~~

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