「 新居でペットを飼う前に 」
「新築したらペットを飼いたい」
皆さんは、そう思ったことありませんか?
ペットフード協会が発表した
「平成28年 全国犬猫飼育実態調査」によると、
日本で飼育されている犬は約988万頭。
猫は約985万頭です。
その他にも、インコやウサギ、フェレットなど、
さまざまな種類の動物が家族の一員として暮らしています。
今日は、そんな大切な家族のお話です。
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■年間支出
アイペット損保は、犬・猫飼育者を対象として
ペット関連支出に関する調査を行いました。
年間支出額は以下の通りです。
●犬飼育者
・5万円未満・・・・・・・・・29.7%
・5万円以上10万円未満・・・26.7%
●猫飼育者
・5万円未満・・・・・・・・・43.2%
・5万円以上10万円未満・・・27.7%
ちなみに、想定以上にお金が掛かったのは、
『病気やけがの治療費』だそうです。
■犬・猫以外は?
アニコム損保の調査によると、
他の動物の年間診療費は以下の通りです。
鳥・・・・・・・・約3万円
うさぎ・・・・・・約5万円
フェレット・・・・約9万円
ところで皆さんは、動物病院によって
診療対象動物が異なることをご存知ですか?
犬と猫しか受け付けない病院もあれば、
亀やトカゲ、ウーパールーパーまで診る病院もあります。
診療科目も異なるので、ペットを飼う前に
新居の周辺の動物病院を調べておきましょう。
■ペットに優しい住環境は必須
一般的なフローリングは滑りやすいので、
ペットの脚や股関節には大きな負担が掛かります。
それが原因で脱臼やヘルニアなどを患い、
長期治療が必要になることもあります。
ペットの健康を保つには、ペット対応の滑りにくい床が欠かせません。
ニオイを減らすための消臭機能、
汚れや傷が目立ちにくい色合いの素材選びも大切です。
また、鳥類が壁紙をかじる、ウサギが電気コードを咬む、
猫が高い場所に上るなど、ペットの行動には特徴があります。
なので、それぞれに応じた対策も必要です。
その他、鳴き声が大きい種類のペットを飼う場合や、
しつけに自信が無い場合などは、
後々のトラブルを防ぐために防音対策の検討も必要でしょう。
皆さん、人間と同様、ペットも年齢を重ねるほど、
病気やけがのリスクは高まります。
空間づくりや飼育費など大変なこともありますが、
大切な家族の一員のために精一杯の配慮をしたいですね。
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【編集後記】
■ペットアレルギー
犬や猫、ウサギなどを飼育する人が増えるにつれて
問題になっているのが『ペットアレルギー』。
直接触れなくても、
同じ空間にいるだけで発症する可能性があります。
咳や鼻水、目や皮膚のかゆみや腫れ、
喘息や呼吸困難、倦怠感など、さまざまな症状が現れます。
ペットの糞尿、抜け毛やフケ等に含まれるアレルゲンの除去のため、
掃除や換気をしやすい環境を整えましょう。
それでは次回をお楽しみに!! (^0^)//~~
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