「 扇風機やエアコンの火災にご用心 」
スタッフが、長年愛用していた扇風機を買い換えました。
首の部分が弱くなり、顔を上げさせても
すぐにうつむいてしまう状態が続いたので、
買い替えを決めたそうです。
その際、モーター軸に巻き付いた毛糸を発見!
色あせているということは、
きっと子どもが幼い頃にいたずらしたのでしょう。
毛糸が原因で故障や火災などのトラブルが起きなかったこと、
子どもがケガをしなかったことに安堵しつつ、
今まで無理をさせたことに申し訳なさを感じたスタッフでした。
(…そりゃあ、扇風機もうつむきたくなりますよね。^^;)
■電気製品事故のトップはエアコン
経済産業省が発表した
平成28年度の電気製品の事故内訳を見ると、
エアコンが全体の12%を、
扇風機が4%を占めています。
事故の原因は、製品に起因するものや経年劣化のほか、
・故障状態を知りながら使い続けた
・使用者が修理や改造を行った
・設置者による施工不良
などが挙げられています。
そのほかにも、今の時期ならではのリスクがあります。
それは、『エアコン洗浄』です。
■洗浄は慎重に
エアコン内部には、電源配線や電源基盤などがあります。
そこに洗浄液が付着すると発熱する恐れがあるんです。
NITE(独立行政法人 製品評価技術基盤機構)によると、
エアコン室内機の内部洗浄に起因する火災は
2001年7月以降で少なくとも87件発生しているとか。
この中には、洗浄の専門会社が内部洗浄したケースも含まれています。
プロでも火災のリスクがあるほどの場所。
市販の洗浄スプレーを用いる際は、
注意書きに従い、より慎重に作業したいですね。
■その扇風機、何年製ですか?
扇風機の寿命の目安は6~10年。
しかし、それ以上に使う人は多いとか。
中には40年以上使っている事例もあります。
ちゃんと動くから問題ないと思っても、
・焦げ臭いにおいがする
・時々変な音がする
・部分的に熱くなる
・コードやプラグに傷がある
などの症状があれば、使うのは止めましょう。
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【編集後記】
■扇風機のホコリ
扇風機を掃除するには、分解しなければなりません。
何だか面倒で、つい先延ばしにしたくなりますよね。
そんな時は、
「このまま使うと、ホコリの中のダニが部屋中に…」
「もしホコリに引火したら…」
と悪い想像をしましょう。
きっと、掃除せずにはいられなくなりますよ。^^
それでは次回をお楽しみに!! (^0^)//~~
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