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『決められない病』で困った時は』

2017.09.06

こんにちは、皆さん。

例えば服を買いに行った時、自分が欲しいものを決められず、

同行者に選んでもらう人っていますよね。

外食先では、迷った末に自分でメニューを決めてはみたものの、

「やっぱりあっちにすれば良かった」

なんて言ってみたり…。

スタッフの子どもにも、幼い頃にそんな時期があったとか。

『決められない病』と命名して、子どもの機嫌を損ねたそうです。^^;

ところで、そんな『決められない病』は大人も発症します。

それが原因で家づくりが計画通りに進ま無かった結果、

夫婦間がギクシャクしたり、家づくりを諦める人もいるほどなんです。

といっても、本人は

「条件に合う土地を見つけたけど、もう少し探したら

 もっと良い土地が見つかるかもしれない」

「みんなの要望をもとに間取りを決めたけど、なんか使いづらそうだな。

 かといって、誰かの要望を後回しにすると不公平じゃないかな」

と、より良いものを目指して頑張っています。

だからこそ、決められずに苦しんでいるんですね。

ところで皆さんは

『決められない病』の原因は何だと思いますか?

私は、

『自分が行動する目的がはっきりしていないため、選択の基準が曖昧だから』

だと考えています。

『周りの人が』ではなく『自分が』です。

自分で決められない人は、

ほかの人の意見に流されやすいものです。

夫の意見に頷き、業者のアドバイスに感心し、知人の経験談に耳を傾け…。

良い意見をてんこ盛りにしたのに、気がつけば

「何かが違う。こんなはずじゃなかった」

となってしまうんです。

そうならないためにも、

・新居でどんな生活をしたいのか

・他は妥協できても『これだけは譲れない』という条件は何か

について、とことん考えてみましょう。

やがて、家づくりの軸となる『明確な基準』が見えてくることでしょう。

そういえば、先日、大きな中古車販売店に行き、

お客さんの車の選び方について質問した時のことです。

「昔と違って、今はどのメーカーを選んでも品質に大きな差はありません。

 なので、『予算→デザイン→燃費』とか『予算→走り→音響』とか、

 それぞれの基準に合うものを選んでいらっしゃいます。

 逆に、初めて訪れた際、条件に合う車を見つけてしまったために、

 『次に来た時にもっといい車が入っているかも』と期待し、

 何度も訪れる方もいます。

 そんな方の場合、最初に即決できなかったことをずっと後悔したり、

 敢えて全然違う車を選ぶこともありますね。」

長年の担当さんが、そう教えてくれました。

皆さんは、決められない病に悩んだことはありますか?

もし今、決められない病が原因で家づくりが進んでいないなら、

叶えたい夢や譲れないこだわり、優先順位などを今一度整理してみませんか?

では、また。

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