【 新居が病気の原因に? 】
2017.10.25
こんにちは、皆さん。
住まいが原因で病気になることってありますよね。
何十年も前から問題になっているのが『シックハウス』。
住宅や家具の材料、芳香剤や殺虫剤などに含まれる化学物質、
ダニやカビ、結露やホコリなどが原因で発症します。
そして、冬が来るたびに注意喚起されるのが『ヒートショック』です。
住宅内の温度差が原因で血圧が急変し、
脳卒中などの重大疾患を引き起こします。
毎年1万人以上の方がヒートショックで亡くなっており、
大きな問題になっています。
それだけではありません。
住宅は、心の病の原因にもなります。
最近の家づくりでは、子どもそれぞれに個室を与えることが多いですよね。
子どもが一人で過ごす時間が長くなった結果、
コミュニケーション能力が低くなったり、
他の人と過ごすことに苦痛を感じるようになったり、
孤独感に悩むことがあります。
子どもだけではありません。
子ども世帯と同居して、個室を与えられている高齢者が
彼らとうまく交流できずに引きこもりがちになった結果、
心だけでなく身体まで弱ってしまうことがあります。
そのほか、騒音が原因で睡眠不足になったり、
通気性や日当たりが悪くてストレスが溜まった結果
怒りっぽい性格になったり自律神経に異常を来たしたり…。
そういえば、病院によっては
「どんな家に住んでいますか?」
と問診されることもあるそうです。
それほど、住宅と病気の関係は密接なのでしょう。
しかし、そんなことを知らない人は、
価格やデザイン性など、比較しやすいものを判断材料にして
家づくりをすることがあります。
それは、とても怖いことです。
皆さん、心身の病気を招くような新居では
家族が幸せに暮らすことはできません。
安全や健康に配慮した住環境を追求したいですね。
では、良い1日を…(^^♪
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