ブログ

【 誰を中心に家づくりしたいですか? 】

2018.08.15

こんにちは、皆さん。

帰省するたびに

「広い家は掃除が大変。

 もっと狭い家にすればよかった。

 狭かったら住宅ローンの返済がもっと楽だったろうに…」

と、親に愚痴をこぼされている知人がいます。

新婚当時、知人の両親は六畳二間の公営住宅に住んでいました。

やがて、子どもの成長をきっかけに一戸建てを新築。

新築を決意したのも、予算や間取りを決めたのも両親です。

それなのに愚痴を聞かされるので、知人は帰省の時期が近づくと憂鬱になるそうです。

ところで皆さんは、

『家を建てるのに最適な時期』について考えたことはありますか?

・住宅ローンの金利が安い時

・消費税が増税される前

・頭金の準備ができた時

・気に入った土地が見つかった時

・第一子が小学校に入学する前

・子供が巣立った時

など、人によって様々な答えがあることでしょう。

もし最適な時期が分からなくて困っているなら、誰を中心にして家づくりしたいのか考えてみましょう。

子どもが中心ですか?

それとも、夫婦が中心ですか?

子どもが中心なら、資金計画が整い次第、すぐに建てましょう。

子どもと一緒に過ごせる時間は、今この瞬間にも減り続けています。

新居での生活を少しでも多く楽しんでもらいたいのなら、急いだほうが良いでしょう。

一方、夫婦を中心に考えるのなら急ぐ必要はありません。

子どもが巣立った後に新築するなら、広さはそれほど必要ではありません。

小さくて豪華な家を建てることもできれば、浮いた予算を老後の資金に充てることもできます。

「広い家は掃除が大変」

とストレスを抱えながら生活する必要もありません。

どちらも捨てがたいというのなら、最初に子どもを中心とした家づくりをして、子どもが巣立った後に夫婦を中心にした家に変える『減築』という方法もあります。

減築とは、家を小さくする改築工事のことです。

皆さん、新居が将来のストレスの原因にならないよう、誰を中心に家づくりをしたいのか、今一度考えてみましょう。

最新記事

  • カテゴリー

  • アーカイブ