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【 『新居』が病気の原因になることがあります。 】

2019.05.05

こんにちは、皆さん。

住まいが原因で病気になることってありますよね。

何十年も前から問題になっているのが『シックハウス』。

住宅や家具の材料、芳香剤や殺虫剤などに含まれる化学物質、ダニやカビ、結露やホコリなどが原因で発症します。

そして、冬が来るたびに注意喚起されるのが『ヒートショック』です。

住宅内の温度差が原因で血圧が急変し、脳卒中などの重大疾患を引き起こします。

毎年1万人以上の方がヒートショックで亡くなっており、こちらも大きな問題になっています。

それだけではありません。

住宅は、心の病の原因にもなります。

最近の家づくりでは、子どもそれぞれに個室を与えることが多いですよね。

子どもが一人で過ごす時間が長くなった結果、コミュニケーション能力が低くなったり、他の人と過ごすことに苦痛を感じるようになったり、孤独感に悩むことがあります。

子どもだけではありません。

子ども世帯と同居して、個室を与えられている高齢者が、彼らとうまく交流できずに引きこもりがちになった結果、心だけでなく身体まで弱ってしまうことがあります。

そのほか、騒音が原因で睡眠不足になったり、通気性や日当たりが悪くてストレスが溜まった結果、怒りっぽい性格になったり自律神経に異常を来たしたり…。

そういえば、病院によっては

「どんな家に住んでいますか?」

と問診されることもあるそうです。

それほど、住宅と病気の関係は密接なのでしょう。

しかし、そんなことを知らない人は、価格やデザイン性など、比較しやすいものを判断材料にして家づくりをすることがあります。

それは、とても怖いことです。

皆さん、心身の病気を招くような新居では家族が幸せに暮らすことはできません。

安全や健康に配慮した住環境を追求したいですね。

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