『平屋のメリットとデメリット』
皆さん、こんにちは。
数十年前は平屋が一般的でしたが、
「新築するなら広い家がいい」
「でも土地代は抑えたい」
など事情もあり、2階建て住宅の割合が増えていきました。
しかし最近は、建築費の高騰や、
「広さより暮らしやすさ」
「老後を考えると平屋の方が安心」
などの考えから、平屋を選択する方が増えています。
中には、子育て中は2階建てで、
子どもが巣立った後に減築して平屋にしたり、
平屋に住み替える方もいるとか。
そこで今日は、
平屋のメリットやデメリットなどについてお話しします。
+—–+—–+—–+—–+—–+—–+—–+—–+—–+—–+
_ ⊂⌒⊃
/ \
┏・__| ロロ|__・━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃
┃ 「平屋のメリットとデメリット」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 。・☆
■メリット
2階建てより重心が低くて軽いので、
その分、地震の揺れや強風などの災害に強いという利点があります。
階段やベランダがない分、転倒や転落のリスクも減らせます。
クモの巣取りや外壁掃除など、外回りの掃除もラクになります。
足場が不要なので、将来のメンテナンス費用を抑えることもできます。
お互いの気配を感じやすいため、
家族とのコミュニケーションを重視する方には魅力的です。
■デメリット
2階建てと同じ面積でも、屋根と基礎の面積は増えます。
そのため、2階建てより建築費が高くなる場合があります。
階段下収納など、余白を活かした収納スペースも無くなります。
周囲の住宅が2階建てだと、
日当たりや風通しが悪くなることがあります。
1階の窓が増えるため防犯対策は必須です。
外からの視線が気になる方は、プライバシー対策にも配慮したいですね。
■注意したい事
・平屋のノウハウが豊富な業者を選ぶ
・窓は、配置や大きさを工夫して侵入しにくくする
・割れにくい防犯ガラスや面格子で侵入までの時間を稼ぐ
・塀や門扉で境界線を明確にする
・塀の高さや配置を工夫して死角を減らす
+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-
【編集後記】
■水害リスク
平屋で最も怖いのは水害です。
浸水すると、2階建てのように上に避難できません。
そのため、人も家財も被害を受ける可能性があります。
台風や豪雨により、毎年のように住宅被害が発生しています。
ハザードマップで津波や洪水などによる浸水リスクを調べ、
できるだけ安全な土地を選びましょう。
それでは次回をお楽しみに!! (^0^)//~~

-
2025.10.22『新築工事によるご近所トラブルを防ぐ為に』
-
2025.10.09『外壁の色選びの後悔を防ぐために』
-
2025.10.01『田んぼだった土地に新築する場合の注意点』
-
2025.09.22『暮らし方に合う水栓は?』
-
2025.09.08『その土地は、セットバックが必要ですか?』
-
2025.08.29『転落事故対策や侵入犯罪対策には、こんな方法もあります』
-
2025.08.20『新居の壁や床への落書き対策』
-
2025.08.06『こんな時どうするの?…「水回りの汚れ」』
-
2025.07.31『こんな時どうするの?…「冷房効率を上げたい時」』
-
2025.07.29『浄化槽を設置すると3つの義務が発生します』
最新記事
- 10月22日 『新築工事によるご近所トラブルを防ぐ為に』
- 10月09日 『外壁の色選びの後悔を防ぐために』
- 10月01日 『田んぼだった土地に新築する場合の注意点』
- 09月22日 『暮らし方に合う水栓は?』
- 09月08日 『その土地は、セットバックが必要ですか?』

