『皆さん、家屋調査と固定資産税についてです。』
2023.03.15
こんにちは、皆さん。
新築すると、自治体の資産税課などの調査員が、
評価額を算出するための家屋調査にやってきます。
事前に文書が届くので、皆さんの都合の良い日を指定できます。
家屋調査は、外観も内観も全て行われます。
内観調査は、以前は全ての部屋に入って行われていました。
しかし最近は、新型コロナ対策のため、
立ち入り調査を極力避けて、図面などを基に評価する場合もあります。
そのため、調査の際は、
図面や仕様書などの建築確認申請に用いた資料の他、
ソーラーパネルや床暖房などに関する資料が欠かせません。
直前になってから慌てて探すことの無いよう、
関係資料は一か所にまとめて保管しておきましょう。
皆さん、固定資産税はこの調査結果を基に算出されます。
納付書は、1月1日現在の『所有者』に対して春頃に届きます。
ちなみに、『所有者』とは登記簿に登記されている人物のことです。
そのため、所有者の変更や、増築や取り壊しをした時は、
資産税課へ届け出なければなりません。
そのほか、
・所有者の死亡後に相続登記をしていない
・居住用家屋を事務所や店舗に変更した
・居住用家屋で民泊を開始または廃止した
・住宅用地の用途を変更した(貸し駐車場など)
などの場合も届け出る必要があります。
「固定資産に何らかの変更が生じたら、
まずは自治体に連絡して届け出の必要性を確認!」
と覚えておくといいですね。
なお、新築後に名義変更が無い間は、毎年の手続きは不要です。
ただし、引っ越しなどによって住所が変わると、
新しい住所に納付書が届かない恐れがあります。
6月を過ぎても納付書が届かない時は、自治体の窓口に問い合わせましょう。
では、また。
関連記事
-
2025.06.12『補助金や助成金を申請する際の注意点』
-
2025.06.03『住まいの暑さや寒さで苦労しているのなら』
-
2025.05.26『こんなときどうするの?…「梅雨入り前の点検:屋根・屋根裏」』
-
2025.05.23『土間がある暮らしに興味はありますか?』
-
2025.05.19『熟睡できる宿泊施設を試してみませんか?』
-
2025.05.02『こだわりが無いことに困っているなら』
-
2025.05.01『ごみ箱はどこに置く?』
-
2025.04.25『中古住宅を視野に入れるなら』
-
2025.04.21『こんなときどうするの?…「自宅の耐震診断」』
-
2025.04.02『家づくりで『無駄』と言われがちなものは?』
最新記事
- 06月12日 『補助金や助成金を申請する際の注意点』
- 06月03日 『住まいの暑さや寒さで苦労しているのなら』
- 05月26日 『こんなときどうするの?…「梅雨入り前の点検:屋根・屋根裏」』
- 05月23日 『土間がある暮らしに興味はありますか?』
- 05月19日 『熟睡できる宿泊施設を試してみませんか?』
カテゴリー
アーカイブ