『繰り上げ返済について知っておきたい事』
■皆さん、こんにちは。
前回、住宅ローンのボーナス払いを早く終わらせる方法の一つとして、
『繰り上げ返済』を紹介しました。
繰り上げ返済は、
1円から1円単位でいつでも返済可能な場合もありますが、
フラット35のような決まり事があるなど、
金融機関によって異なるんでしたよね。
そこで今日は、繰り上げ返済について
知っておきたいことについてお話しします。
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┃ 「繰り上げ返済について知っておきたい事」
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■手数料の有無や金額が異なる
繰り上げ返済の事務手数料は、金融機関によって異なります。
同じ金融機関でも、
「窓口は有料だがインターネット経由なら無料」
というように、金額が異なる場合もあります。
手数料は無料から数万円までと幅があるので、
積極的に繰り上げ返済をする予定なら、
無料~数千円の金融機関を選ぶと良いでしょう。
■どちらを減らす?
繰り上げ返済の際、
・期間短縮型(返済期間を短縮する)
・返済額軽減型(返済期間は変えず、月々の返済額を減らす)
のいずれかを選べます。
その都度選べるので、状況に合う方を選びたいですね。
■住宅ローン減税か繰り上げ返済か
住宅ローン減税が適用される期間は、
積極的に繰り上げ返済をしない方がお得という考え方があります。
しかし、繰り上げ返済する時期や金額によっては、
減らせる利息が減税額よりお得になる場合もあります。
試算をして、よりお得な方法を確認しましょう。
■何月がお得?
住宅ローン減税は、年末のローン残高に適用されます。
そのため、月別で見ると、最も恩恵を活かせるのは1月となります。
冬のボーナスを返済にまわすなら、1月まで待った方がお得です。
■必要な貯蓄は確保する
少しでも借入残高を減らしたいからと繰り上げ返済しすぎると、
子どもの教育費や突発的な支出に対応できなくなる恐れがあります。
・子どもの進学用の積み立て
・生活に必要な貯蓄
・外壁塗装など、今後予想される支出
などの貯蓄は確保し、無理の無い繰り上げ返済をしましょう。
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【編集後記】
■困った時はFPに相談
年収が同じでも、家族構成や家計の状況は世帯によって異なります。
そのため、繰り上げ返済の時期や金額、
必要な貯蓄などについては自力で探さなければなりません。
そんな時、心強い相談相手といえば、
フィナンシャルプランナーなどのお金の専門家です。
住宅ローンだけでなく、家計の見直しや資産運用など、
お金について知りたいことを、色々と相談できますよ。
それでは次回をお楽しみに!! (^0^)//~~
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