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「 価格だけを比べると損をします。 」

2018.02.28

皆さん、こんにちは。

  多くの業者は、自社の家づくりの特徴を

  ホームページなどで詳しく紹介しています。

  しかし、費用に関する情報は少ないですよね。

  そのため、家づくりを検討する方は、

  気になる業者に『大まかな要望』を伝え、

  図面や概算見積書を作ってもらうことがあります。

  少しでも費用を抑えたい方は、

  それらの資料を他社に持参し、

  「御社なら、これと同じプランをいくらでできますか?」

  と尋ねます。

  皆さんは、この行動の問題点に気づきましたか?

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┃ 「 価格だけを比べると損をします。 」 
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  ■特徴を活かせない

  A社が提示した図面や概算見積書は、

  A社の強みや特徴を活かして作成されたものです。

  材料や設備のランクを下げれば、

  B社はA社より安価な見積書を提示できます。

  それが一般的な工法であれば、B社にも施工できます。

  施工はできますが、

  そこにB社の強みや特徴を活かすことはできません。

  ハウスメーカーの下請け専門業者ならまだしも、

  自分たちのスキルを最大限に活かして、

  施主にとって最高の家づくりをしたいと願う業者は

  どんな思いを抱くでしょう。

  ■質問力と提案力

  概算見積書の金額より注目してほしいことがあります。
  
  それは、『質問力』と『提案力』です。

  人づてに聞いた話ですが、ある男性は

  「部屋数はいくつ欲しいですか?」

  と質問されたので、「あればいいな」と思う数を答えました。

  すると、使い勝手の悪そうな狭い部屋を並べた図面を提示されました。

  「この予算だと子ども部屋は3畳が限界だが、希望通りの数だ」

  と言われ、その場で辞退したそうです。

  「その数だと3畳しか確保できない。それより…」

  と、別の案を提示する業者なら、違う展開になったかもしれません。

  
  業者の中には、部屋の数や広さなど

  『ハコ(建物)』に関心を持つ人もいれば、

  「どんな暮らし方をしたいか」

  「特別な配慮が必要な家族やペットはいるか」

  など、『コト』に関心を持つ人もいます。

  彼らの質問がどんな提案につながるのか。

  皆さんにどれほどの関心を寄せてくれているのか。

  ぜひ比べてみてください。

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【編集後記】

  ■何を質問していいのかわからない

  初めての家づくりだと、

  何が分からないのかが分かりません。

  当然、どんな質問をすればいいのかも分かりません。

  「そんなことも分からないのか」

  と思われるのがイヤだという方もいます。

  そんな時、業者から質問してくれると助かりますよね。

  ただし、それが質の良い質問であれば、ですが…。

  それでは次回をお楽しみに!!  (^0^)//~~

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