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「 アース線の目的は?つけなきゃダメ? 」 

2018.06.24

■皆さん、こんにちは。

空気が乾燥し、静電気が気になる日が増えました。

健康状態や体質によって

静電気の影響を受けやすい人とそうでない人がいるらしいのですが、

どうやらは最近は、影響を受けやすい状態になっているようです。

買い物に行くと、カートや食材に触れる時も時々バチっと来ます。

先日、レジの方と指が触れた瞬間にバチっと音が鳴り、

二人して音と痛みに驚いてしまいました。

冬は始まったばかりですが、春が待ち遠しい今日この頃です。^^;

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┃ 「 アース線の目的は?つけなきゃダメ? 」 
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■アース線とは

アース線とは、

家電製品から漏れ出た電気を安全に大地に流すための導線で、

漏電や過電流による感電や火災を防ぐことが大きな目的です。

そのほか、静電気やノイズの防止、避雷などにも役立ちます。

アース線を必要とする家電には、

・水気や湿気の多い場所で使用するもの

 (洗濯機、温水洗浄便座、冷蔵庫、電子レンジなど)

・200ボルトで使用するもの

 (エアコン、IHクッキングヒーターなど)

・屋外で使用するもの

などがあります。

■やってはいけないこと

アース線を繋げる時は、電源プラグを差したままにしてはいけません。

感電の恐れがあるので、プラグは必ず抜きましょう。

その後、アース端子のネジを軽く緩め、アース線を差して固定します。

なお、コンセントにアース端子が無いからといって、

水道の蛇口、ガス管、電話のアース線などに取り付けてはいけません。

家電についているアース線を切ったり、

つなぎあわせて使うのもやめましょう。

これらは、引火や過電流の原因になります。

■増設できるのは有資格者だけ

皆さん、一般の方が行えるのは、

アース端子付きコンセントに家電のアース線を繋げることまでです。

アース端子の増設や、アース端子が無い場合の取り付け工事は、

有資格者しか行ってはいけません。

上記で紹介した家電以外にも、パソコンや生ごみ処理機など、

アース線がついている家電って多いですよね。

水気が無い場所で使用しても、

家電の経年劣化によって、漏電や過電流が発生することもあります。

もし、アース端子付きのコンセントを多めに配置したいなら、

打ち合わせの段階で担当者に伝えておきましょう。

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【編集後記】

■水+電気=危険

一般の方が発信する口コミ情報には、

アース端子が無い場合の対応法があれこれ紹介されています。

増設の費用や手間を考えると、

ついつい試してみたくなるかもしれません。

しかし、それが原因で感電や火災などの事故が起きても、

誰も補償してはくれません。

皆さん、お互いに気を付けたいですね。

それでは次回をお楽しみに!!  (^0^)//~~

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