【 金額の比較で困った時は 】
こんにちは、皆さん。
「坪単価の安さが魅力的だと思ったけど、外観も安っぽくてガッカリ」
「坪単価25万円のはずが、最終的に40万円になった」
「総額表示で分かりやすかったけど、『総額』に含まれない必需品があった」
など、金額に関する後悔は多いものです。
全ての業者が同じ方法で金額を表示してくれると助かるのですが、なかなか難しいですよね。
そんな時に役立つのが
「住める状態にしていくらですか?」
という質問です。
極端な話、キッチンや浴槽が無くても『家』としてみなされます。
しかし、一般の人にとって「住める状態」という環境は、そうではありませんよね。
キッチン・浴槽・トイレは無い方が不自然。
地上デジタル放送を見るためのアンテナは、設置されていて当たり前。
照明やカーテンが無い生活なんて考えられません。
ということで、もし金額を比べたいのなら
「住める状態にしていくらですか?」
と尋ねてみましょう。
では、総額や広さに大きな違いが無い場合はどうしましょう。
見た目が安っぽくない方が良いのでしょうか。
それとも、性能が優れている方が良いのでしょうか。
皆さんに明確なこだわりがあるのなら選ぶのは簡単です。
しかし、特にこだわりがないのなら難しいですよね。
そんな時は、
「住み始めてからの費用は?」
という視点で考えてみましょう。
断熱性が劣る住まいは、冷暖房の費用が増えます。
冬が訪れる度に結露対策に追われます。
呼吸器系が弱い家族がいるなら、結露によるダニやカビが原因で体調を崩し、医療費が発生するかもしれません。
寿命の短い屋根材や外壁を使用したために、築後10年を待たずに張り替える羽目になるかもしれません。
(全体をリフォームする場合、100万円以上の費用が発生します)
ということで、新築時の費用だけで比較するのが難しいなら、数十年単位の費用を比較してみましょう。
表示方法が違う業者は同じ土俵では比べられません。
新築時の費用が同じ程度な場合も比べられません。
金額の比較で困った時は、この2つの視点を思い出してくださいね。
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2024.04.22『低金利を前提とした借り過ぎに注意しましょう』
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