「 皆さんの新居の生涯コストは? 」
■皆さん、こんにちは。
子どもが成長するにつれ、気になるのが教育費です。
「幼稚園・保育園に入園してから大学を卒業するまで、
合計でどれくらい必要なの?」
と知りたい方が多いためか、企業や個人など、
様々な方が情報を発信しています。
ああいった情報って、本当に助かりますよね。
一方、一戸建て住宅の生涯コストに関する情報は、
とても少ないと思いませんか?
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┃「 皆さんの新居の生涯コストは? 」
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■生涯コストとは
光熱費、固定資産税、屋根や外壁のメンテナンス、
耐用年数を迎えた設備の交換、火災保険や地震保険など、
持ち家で暮らすために必要な費用のことです。
■性能によって負担が減るもの
高断熱・創エネ・蓄エネなど、省エネ性能の優れた住宅は、
性能の劣る住宅より光熱費を抑制できます。
耐震性や耐火性の優れた災害に強い住宅や、
オール電化など保険会社の指定条件を満たす住宅は、
火災保険の割引が適用されます。
(保険会社によって、割引の指定条件は異なります)
また、長期優良住宅の場合、
住宅ローン控除、登録免許税、不動産取得税、固定資産税など、
各種税金の優遇措置を受けられます。
■定期的な点検で負担が減るもの
屋根や外壁、ベランダの防水シートなどが傷むと、
雨が入り込んで内部が腐食します。
被害と費用を最小限に抑えるには、
施工業者による定期点検が欠かせません。
また、24時間換気システムや浴室暖房乾燥機など、
施主による定期的な掃除は設備の負担を減らします。
(フィルターにホコリを溜め込んだまま使い続けると、
故障や火災、健康被害のリスクがあるので注意しましょう)
■初期費用に注目しがちですが…
新築に掛かる費用は、見積書を見ればわかります。
一方、生涯コストは、断熱性などの性能のほか、
建材や設備のグレード、住宅の広さやデザインなど、
さまざまな要素が関わってくるので、
新築時に計算するのは難しいものです。
皆さん、今回紹介したように、
家づくりの工夫次第で生涯コストは抑制できます。
しかし、その分初期費用は高くなるかもしれません。
「生涯コストは多少高くても、
とにかく新築したいから初期費用が安い方がいい!」
「初期費用が増える分、もう少し貯蓄を続ける!」
など、色々な考え方があることでしょう。
いずれにせよ、『初期費用を返済するだけで精一杯』という
家づくりだけは、絶対に避けたいですね。
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【編集後記】
■外壁塗装の訪問営業が来ました♪
スタッフ宅に、外壁塗装の営業マンがやってきました。
以前から体験したいと思っていたスタッフは、内心大喜びです。
ちなみに、セールストークは
「この会社は、つかみは〇〇、流れは〇〇」
と、ネット上で語られているものと全く同じでした。
不安感のあおり方も、なかなかのものです。
この仕事をしていなかったら不安になって話を進めていたかも…。
スタッフは、
家づくりの勉強を続けていて良かったと実感したそうです。^^;
それでは次回をお楽しみに!! (^0^)//~~
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