「 子ども一人当たりの年間学習費 」
■皆さん、こんにちは。
4月に、中学生になったお子さんから、
県外の大学を目指すと言われたお母さん。
それを聞いていた次男が
「お兄ちゃんが行くなら僕も!」
と言い出したからもう大変。
「学費と仕送りの相場は?」
「今から塾に通わせた方が良い?」
「住宅ローンの返済をしながら貯蓄する方法は?」
と、子育てを終えたスタッフにあれこれ聞いていました。
家計の事情により進学を断念したり、
進路を変更するお子さんは少なくありません。
そこで今日は、教育費についてお話しします。
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┃ 「 子ども一人当たりの年間学習費 」
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■進学率は過去最高
文科省の令和2年度学校基本調査(確定値)によると、
大学(学部)・短期大学(本科)への進学率は58.6%ですが、
専門学校なども含めた高等教育機関への進学率は、
過去最高の83.5%となっています。
この数値を見ると、高校卒業後の教育費の準備は欠かせませんね。
■学習費総額
文科省の平成30年度子供の学習費調査によると、
保護者が1年間に支出した子供一人当たりの学習費総額は以下の通りです。
公立幼稚園 22万3,647円(前回比4.4%減)
私立幼稚園 52万7,916円(前回比9.4%増)
公立小学校 32万1,281円(前回比0.3%減)
私立小学校 159万8,691円(前回比4.6%増)
公立中学校 48万8,397円(前回比2.1%増)
私立中学校 140万6,433円(前回比6.0%増)
公立高等学校(全日制) 45万7,380円(前回比1.4%増)
私立高等学校(全日制) 96万9,911円(前回比6.8%減)
■大学生の生活費
全国大学生活協同組合連合会によると、
令和2年の下宿生支出合計の全国平均は約122,250円、
収入平均は121,180円だとか。
仕送りやバイト収入が前年より減少した分、
食費や教育娯楽費などを節約して頑張っているそうです。
皆さん、学資保険等で早い時期から学費を積み立てておけば、
奨学金返済や教育ローン返済による将来の負担を減らせます。
家づくりの資金計画を優先して教育費の資金計画を後回しにすると、
子どもの選択肢を狭める恐れがあります。
家づくりは、家族がより幸せに暮らすための手段です。
本末転倒にならないよう、気を付けたいですね。
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【編集後記】
■選択肢は増えました
皆さん、親世代のバイトといえば、
指定された場所で指定された時間働くのが一般的でしたよね。
しかし、ネットが普及した現代では、
場所も時間も自由に選択できるようになりました。
ユーチューバー、ブロガー、アフィリエイターなど、
ネットを活用して収入を得ている未成年は多いですよね。
せどりや転売、プログラミングで稼いでいるお子さんも身近にいます。
こんな選択肢が30年前にもあったら…と思わずにはいられない今日この頃です。^^;
それでは次回をお楽しみに!! (^0^)//~~
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