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【 現在の借り入れとクレジットカードについての注意点 】

2017.04.15

こんにちは、みなさん。

家づくりの際、『資金計画』は重要です。

安易に考えると、必ず困難に直面する時が訪れます。

ですから、今後数十年の収入や支出を計算し、無理のない返済額を割り出す作業は欠かせません。

しかし、将来の計画を立てる前にすべきことがあります。

この作業を終えないと、住宅ローンの審査に落ちることがあるからです。

さてみなさん、その作業とは何でしょう?

答えは『現在の残債をできる限り減らすこと』です。

キャッシングだけではありません。

車のローンや教育ローンなど、各種ローンも対象です。

住宅ローンを融資する金融機関は、審査の際、あなたの借り入れ状況を調べます。

そのときにマイナス材料となるのが

・利用件数が多い

・利用残高が多い

・返済が遅れたことがある

などの情報です。

また、クレジットカードの所持枚数も要注意です。

なぜなら、クレジットカードにはキャッシング機能がついているから。

「住宅ローンを契約した後、キャッシング可能額を全額借りたら」

と想像すると、金融機関が問題視するのも理解できますよね。

人によっては、

「カード提示で割引やポイントなどのお得サービスがあるから」

と、知らず知らずのうちに、自分でも驚くような枚数のカードを所持している場合があります。

クレジットカードは、住宅ローンの審査を受ける前までに必要最小限に減らしておきましょう。

なお、今後クレジットカードを利用してショッピングをする際、支払方法はできるだけ一括払いにしてください。

理由は、分割払いやリボ払いの履歴が、審査に良い影響を与えないからです。

(特にリボ払いは要注意)

同じ理由で、目的を特定しない『フリーローン』や『消費者金融からの借り入れ』も注意が必要です。

これらを含む複数の借り入れがある場合、まずこれらを優先的に完済、解約しましょう。

みなさん、金融機関によって審査基準が異なるので

「借り入れは、○件○万円以下にすれば大丈夫です」

ということは言えません。

ただ、他社からの借り入れ件数が少なく(もちろんゼロが理想的)、返済が遅れたことがなく、クレジットカードの保有枚数が少ない人は、金融機関に安心感を与えるということは言えます。

なお、少なめに自己申告をするのは絶対にやめましょう。

正確な情報を調査できる相手に虚偽の申告をすると、あなたの信用度をゼロにするだけで利点はありませんから。

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