【 窓は、数より面積 】
2019.02.27
こんにちは、皆さん。
ハウスメーカーによく見られることですが、『標準仕様』を用意している業者って多いですよね。
間取りや金額などが一目でわかるので、始めて家づくりする人にとっては、とても分かりやすくて便利です。
皆さん、あの『標準』には、コンセントの数や窓の数が指定されていることがあります。
その場合、指定の数までは同じ金額で、それを超えた場合、増えた分だけ加算されます。
そういえば、以前ハウスメーカーで新築した知人は、欲しいところに欲しいだけ窓を配置した後に
「あと一ヶ所窓が足りませんよ。増やさないと損ですよ。」
と言われて困ってしまったとか。
結局、無理やり一ヶ所増やしたものの、やはり断ればよかったと後悔しています。
皆さんも、もし将来同じ場面に遭遇することがあったなら、必要ないものを無理に増やさなくても大丈夫です。
必要ないことを、はっきり伝えましょう。
ところで、建築基準法に『窓の数』は定められていませんが、『採光のために必要な開口部の広さ』は定められています。
それは、『住宅の居室のうち、居住のために使用される床面積』の1/7です。
(玄関やトイレ、浴室などは、居住のための場所ではありません)
皆さん、窓の数が少なくても、その面積が法の基準を満たしていれば問題ありません。
大切なのは、窓の数より面積です。
ただ、たくさんの大きな窓やコーナー出窓が耐震性を低下させることがあります。
ですから、計算の結果によっては、あなたの希望通りの窓を設置できないこともあるでしょう。
窓の位置や大きさは、住み心地に大きな影響を与えます。
納得するまで、業者とじっくり話し合ってくださいね。
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