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『大掃除の際の事故を防ぐために』

2023.12.25

■皆さん、こんにちは。

年末が近づくと、なぜか断捨離したくなります。

普段なら
「使わないけど勿体ないから捨てられない」
と躊躇するのですが、どうやら私は、
この時期になるとスッキリとした部屋で新年を迎えたい
という気持ちが強くなるようです。

そういえば、NITE(製品評価技術基盤機構)には、
大掃除に関連する製品事故が報告されているそうですよ。

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┃ 「 大掃除の際の事故を防ぐために 」 
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■掃除機

発火や故障を防ぐため、紙パックを正しく装着して、
モーター部分に異物が侵入しないようにしましょう。

非純正バッテリーによる充電式掃除機の事故が発生しています。
非純正バッテリーの中には、品質が低く、
安全性が確認されていないものもあるので注意しましょう。

電源コードに過度な負荷がかかると、
断線・ショートによって発火する恐れがあります。
電源コードを無理に引っ張ったり、ドアに挟むなどの行為はやめましょう。

掃除機で水を吸い込むと、故障・漏電・ショートの恐れがあります。
水だけでなく、水分を含んだゴミも吸い込まないようにしましょう。

■脚立・はしご

作業中にバランスを崩して転倒する事故が発生しています。

・脚立の最上段に乗らない、またがらない
・身を乗り出さない
・足場が濡れている場合は、事前にふき取る
・はしごは、上部と下部を固定するか、別の人が下を支える
・2m以上の高所で作業するときは、墜落時保護用ヘルメットを着用する
・寒さや体力不足などのために体の動きが悪いときは、無理に作業しない
などの対策をしましょう。

■シュレッダー

投入口に指を近づけた子どもが指を切断した事例があります。
・子どもの手が届くところに置かない
・安全装置が施された製品を使用する
などの対策をしましょう。

また、シュレッダーにエアダスターを使用したため、
機器内部に可燃性ガスが滞留して着火・爆発した、
という事例もあります。

紙詰まりは、可燃ガスを含むスプレーを使用せず、
・逆回転・正回転機能を使う
・ピンセットなどで掻き出す
・手で除去する際は、軍手などで手を保護し、電源を切って作業する
などの方法で解消しましょう。

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【編集後記】

■洗剤も要注意

皆さん、アルミニウム製やスチール製の容器は、
洗剤に反応して破裂したり溶けることがあります。
洗剤を別の容器に移し替えることは、絶対にやめましょう。

塩素系洗剤と酸性洗剤が混ざると有毒ガスが発生します。
・一緒に使わない
・前に使用した洗剤は、十分に洗い流す
などの方法で、混ざらないようにしましょう。

時間に追われて慌ただしく掃除すると、
普段では考えられない行動をする恐れがあります。

計画を立てて安全に掃除したいですね。

それでは次回をお楽しみに!!  (^0^)//~~

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