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「 雨戸への関心が高まっています。 」

2018.05.12

■皆さん、こんにちは。

  河野防衛相によると、昨年の西日本豪雨による岡山県倉敷市の

  浸水面積が推定12万平方キロだったのに対し、

  先日の台風19号による浸水面積の推定は、

  長野県千曲市だけで285平方キロもの広範囲に及んだとか。

  また、NHKによると、少なくとも1万棟以上の家屋が浸水し、

  約900棟の住宅が全半壊や一部損壊の被害を受けたそうです。

  食料調達や窓の補強など、個人でできる対策はありますが、

  あれだけの水に襲われたら浸水を防ぐのは無理ですよね…。

  被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。

  今後の雨等による二次災害が懸念されていますが、

  これ以上の被害が出ないことを、ただただ祈るばかりです。

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┃ 「 雨戸への関心が高まっています。 」 
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  ■安土桃山時代からの必需品

  障子や襖しかなかった時代、

  雨風を防ぐために雨戸は必需品でした。

  ガラスの普及や断熱性の向上に伴い、徐々に需要は減りましたが、

  沖縄や九州など、いわゆる台風銀座と呼ばれる地域では、

  雨戸は今も台風対策の必需品です。

  ■これからの季節にも最適

  雨戸の働きは、防風などの自然災害対策だけではありません。

  防犯、防火、防音、断熱などにも役立ちます。

  例えば、これからの季節に雨戸を利用すれば、

  窓の結露防止だけでなく、暖房の熱が窓から逃げるのを防げます。

  年末年始に長期間留守にする時も、

  雨戸があれば空き巣の侵入を抑制できます。

  また、ルーバー雨戸を設置すれば、

  風や光を通しつつ、視線や雨を防ぐこともできます。

  子どもだけで留守番させる時も、

  外からの視認や侵入が困難になる分、親の安心感は増します。

  ■後付けもできますが…

  皆さん、雨戸は入居後に後付けすることもできます。

  しかし、2階に設置する場合、足場代を加算されることがあります。

  窓の種類によっては、雨戸を設置できないこともあります。

  また、窓のサイズに適した雨戸の在庫がない場合、

  採寸後に発注するので設置までに時間がかかることがあります。

  「大きな台風が近づいているから」

  と慌てて設置依頼しても、間に合わないかもしれないんです。

  ■目的に合わせた選択を

  費用を抑えたいなら引き戸、

  省スペースで見た目をスッキリさせたいならシャッター、

  開閉の手間を減らしたいなら電動、

  採光や通風を確保したいならルーバーや折れ戸。

  数十年前は引き戸一択でしたが、今は種類も色も豊富です。

  目的や設置場所に最適なものを探してみましょう。
  

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【編集後記】

  ■静かに静かに…

  台風19号対策で閉めた雨戸。

  翌朝、

  「雨戸の音がご近所に響きませんように」

  と思いつつ、ゆっくりゆっくり開けました。

  以前スズメが巣作りした時の草が3本ほど落ちてきましたが、

  無音で開け切って一安心。

  隙間にスズメ対策をして二安心。

  (そんな日本語あったかな?^^)

  そういえば、近所の家々も雨戸を閉めていましたが、

  どこからも開閉音が聞こえませんでした。

  皆さんが静かに静かに開けている様子を想像すると、

  何だか平和でホッコリした気分になりました。

  それでは次回をお楽しみに!!  (^0^)//~~

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